
眠れなくなるほど面白い歯のひみつ!
歯茎がジンジンする…その原因と治療法とは?
「歯茎がジンジン痛む」「歯を磨くと血が出る」「冷たいものがしみる」――こうした症状に悩まされる方は少なくありません。
歯茎の痛みや違和感は、歯周病や虫歯、知覚過敏、さらには全身の健康状態と関係していることもあり、軽視すると深刻な問題につながる場合があります。
特に、歯茎がジンジンと痛む状態を放置すると、歯を失うリスクや全身疾患のリスクが高まることが知られています。
ふじみ野の住宅街にあるきくち歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりの口腔内の小さな変化にも注意を払い、丁寧な診断と適切な治療を行っています。
院長をはじめ、歯科医師、衛生士、受付スタッフ全員が温かく患者さまを迎え、特に女性歯科医師が常勤しているため、お子さまの診療にも安心して対応しています。
歯茎がジンジンする主な原因
歯茎のジンジンとした痛みには、いくつか代表的な原因があります。
症状の程度や痛みのパターンを理解することで、早期発見・早期治療につなげることができます。
- 歯周病(歯肉炎・歯周炎)
- 虫歯の進行
- 知覚過敏
- かみ合わせの問題
- 免疫力低下やストレス
最も多く見られる原因は歯周病です。
歯周病は、歯と歯茎の間にプラーク(細菌の塊)がたまり、炎症を起こすことで腫れや痛み、出血を引き起こします。
初期段階では自覚症状が軽いため、「たまにジンジンする程度」と軽視されることがあります。
しかし進行すると歯茎が下がり、歯を支える骨が溶けて歯が揺れ、最終的には抜歯に至ることもあります。
さらに歯周病菌は血流を通じて全身に影響を及ぼし、糖尿病の悪化や心疾患、誤嚥性肺炎との関連も報告されています。
虫歯が歯の根元や歯茎に近い部分まで進行すると、歯茎に炎症が広がり、ジンジンとした痛みを感じることがあります。
特に、以前に治療した歯の下で虫歯が再発する「二次カリエス」の場合、銀歯や被せ物の隙間から細菌が侵入し、痛みを引き起こすことがあります。
症状が進むと、冷たいものや甘いものを口にしたときにしみる、噛むと痛むといった症状も現れます。
加齢や歯磨きの力の入れすぎ、歯周病による歯茎の退縮によって歯の象牙質が露出すると、冷たいものや熱いものに敏感になり、「ジーン」とした痛みが生じます。
知覚過敏は一時的な痛みでもあり、進行することは少ないですが、生活の質を下げる原因となることがあります。
歯の噛み合わせが不均衡な場合、特定の歯に過剰な力がかかり、歯茎や周囲の組織に負担がかかります。
この結果、歯茎がジンジンと痛む、歯が浮いたような感覚がする、顎に疲れや違和感を感じることがあります。
長期間放置すると、顎関節の不調や頭痛、肩こりにもつながることがあります。
体調不良や慢性的なストレスによって免疫力が低下すると、歯茎に炎症が起こりやすくなります。
口内炎や歯茎の腫れ、軽いジンジンした痛みが出ることもあります。
特に睡眠不足や栄養不足が重なると、症状が悪化する場合があります。
歯茎のジンジンを放置するとどうなる?
歯茎の痛みや違和感を軽視して放置すると、炎症は徐々に進行します。
歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、歯がぐらつき、最終的には抜歯のリスクが高まります。
さらに歯周病菌が血流に乗ることで、心疾患や糖尿病の悪化、誤嚥性肺炎のリスクが上がることも知られています。
また、慢性的な炎症が続くことで、口臭や味覚の変化も生じることがあります。
きくち歯科クリニックの取り組み
当院では、患者さまが安心して通える環境を整えています。
ふじみ野駅から徒歩15分の住宅街にあり、駐車場も完備しているため、ご家族皆さまでの通院にも便利です。
歯茎の違和感やジンジンした痛みの原因は、複数の要素が絡み合っていることが多いため、丁寧な診査・診断を行い、最適な治療法を提案しています。
丁寧な診査・診断
歯周ポケットの深さ測定やレントゲン検査、必要に応じてCT検査を行い、歯茎の痛みの原因を正確に特定します。
原因が特定されることで、必要最小限の治療で症状を改善でき、再発のリスクも低減できます。
お子さまも安心の診療体制
当院では、院長をはじめ、歯科医師・衛生士・受付スタッフ全員が患者さまを温かく迎えます。
特に女性歯科医師が常勤しており、お子さまの診療に慣れています。
「歯医者さんが怖い」というお子さまも、安心して治療を受けられる環境を整えています。
歯周病予防とメンテナンス
歯茎のジンジンの多くは歯周病やプラークの蓄積が原因です。
当院では、専用機器による歯石除去、PMTC(プロフェッショナルクリーニング)、フッ素塗布などを組み合わせ、再発予防に努めています。
定期的なメンテナンスにより、歯茎の健康を長期間維持できます。
痛みに配慮した治療
治療時には表面麻酔を併用し、痛みや不安を最小限に抑える工夫を行っています。
歯茎の治療=痛いというイメージを払拭し、安心して治療を受けられることを心がけています。
ご家庭でできるセルフケア
歯科医院での治療と並行して、日常生活でのセルフケアも非常に重要です。
- 正しいブラッシング習慣(力を入れすぎず、歯茎に優しく磨く)
- フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の清掃
- 砂糖や間食を控えた規則正しい食生活
- 十分な睡眠やストレス管理で免疫力を保つ
これらを継続することで、歯茎の炎症やジンジンとした痛みの再発を防ぐことができます。
まとめ:歯茎のジンジンは早めの受診が大切
歯茎がジンジン痛む状態は、体からの「SOSのサイン」です。
軽く見て放置すると、歯を失うだけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
気になる症状がある場合は、早めにふじみ野のきくち歯科クリニックにご相談ください。
ご家族の皆さまで安心して通院できる環境を整え、患者さまのどんな些細なお悩み、お困りごとにも寄り添います。